Predisease治療から予防へ、予防から未病へ
当院は、「未病治療」に力を入れています。
未病とは、 虫歯になる前に虫歯にならないように治療する。 歯周病になって歯を抜くことになったり、歯茎から出血したり、歯を支える骨がなくなってしまう、その前に治療する。 これが未病治療です。
当院の未病治療は、「その人自身の生活習慣力を上げること」をゴールにしています。
具体的には、
・悪習癖を取り除くこと
・免疫力、回復力を上げること
・患者さん自身で病気を治すこと、患者さん自身で未然に病気を防ぐこと
を目標にしています。
未病治療 01:
歯ぎしり、食いしばりによる歯の破折、歯周組織の破壊
現代は、超ストレス社会と言われ、多くの方々が日々ストレスにさらされています。
以前は虫歯や歯周病による歯のトラブルが多く、歯を抜く原因としては⼀番多かったのですが、現代 は歯の破折、歯槽骨の吸収により抜歯することがとても増えてきています。
この原因として最も多いのが「歯ぎしり」「食いしばり」と言われる悪習癖です。
寝ている時、もしくは起きている時に起こり、自覚する方もいれば無意識に食いしばっている方もいます。 そして、食いしばりにより歯や被せ物、歯を支えている骨に過大な力がかかると、目に見えないヒビが入りそこから虫歯が進行したり、歯を支える骨が⼀部分だけ急激に溶けて歯周病の原因になったりします。
- ~ナイトガード~睡眠時の無意識による食いしばりに「ナイトガード」
-
どれだけメンテナンスに通っても、どれだけ歯ブラシを頑張っても、この食いしばりによる力を止めなければ、 ひび割れによる細かな虫歯や、過大な力による歯の吸収を取り除くことはできません。それを防ぐのがマウスピース(ナイトガード)です。
-
マウスピースは、上下の歯の接触を防ぎ、集中して歯や骨に加える力を分散することができます。
当院では専門の技工士が噛み合わせを考慮して、⼀つずつ丁寧に作製しています。 保険適応ですので、新しく作りたい方はぜひ当院にいらしてください。
未病治療 02:
患者さん自身のブラッシング技術の向上に努めます
3ヶ⽉に1回、6ヶ⽉に1回のメンテナンスはとても重要です。
自分では落としきれない汚れ、気づかなかった虫歯などを早期発見、早期治療することができます。
けれど、毎日のブラッシングに勝るものはありません。毎日の積み重ねが、歯周病、虫歯などの生活習慣病を防ぐ大事な要素になるのです。
そのため当院では、口腔内写真による説明、モニターによる動画、患者さん自身へのブラッシングの説明 に力を入れています。毎日の歯ブラシは疎かになることもありますが、患者様一人一人にあった歯ブラシやペーストをアドバイスできるよう、スタッフ一同定期的な研修会を行っております。
未病治療 03:
METATORONによる神経、血管、筋肉、内臓への
ストレスの把握、診断
~こちらの内容は只今準備中です~
Perio日本人がもっとも歯を失う病気
~歯周病治療~
歯周病とは、プラーク(歯垢)の内部に潜む大量の歯周病菌が出す毒素によって、歯を支えている顎の骨が徐々に溶かされてしまう病気です。
初期段階では歯ぐきの腫れや出血などの症状が現れます。そして進行するにつれて歯周ポケットが深くなっていき、徐々に歯がグラグラして最後には抜け落ちてしまいます。虫歯のように痛くないので軽視されがちですが、実は、日本人が歯を失う原因の第1位に挙げられているのが歯周病なのです。
大久保デンタルオフィスでは、歯周病の悪化によって皆様の歯が抜けてしまわないよう、適切な歯周病治療を行っています。治療が早ければ早いほど、歯を残せる確率が高まります。少しでも異変に気づいたら、当院までご相談ください。
歯周病は全身につながっている!?
歯周病は「歯を失う可能性がある病気」というだけでなく、歯周病菌が血管や気管を通じて全身をめぐることで命にも関わるさまざまな病気を引き起こしてしまう怖い病気です。
心疾患・脳血管障害 | 肺炎 | 糖尿病 | 早産・低体重児出産 |
---|---|---|---|
歯周病菌が血管に入り込むと、炎症を起こして血栓ができやすくなります。その結果、動脈硬化や心筋梗塞、狭心症、脳血管障害などを引き起こすことがあります。 | 歯周病菌が誤嚥(ごえん:誤って飲み込むこと)によって気管に入り、肺に到達すると、誤嚥性肺炎を引き起こすことがあります。 | 歯周病と糖尿病は、どちらも免疫力に大きく影響する病気です。また相互関係にあり、互いに発症や進行を招き合うとされています。 | 歯周病菌は子宮の筋肉に影響を与え、陣痛に似た筋肉収縮を起こすことがあります。そのため、早産や低体重児出産が起こりやすくなります。 |
心疾患・脳血管障害 | 歯周病菌が血管に入り込むと、炎症を起こして血栓ができやすくなります。その結果、動脈硬化や心筋梗塞、狭心症、脳血管障害などを引き起こすことがあります。 |
---|---|
肺炎 | 歯周病菌が誤嚥(ごえん:誤って飲み込むこと)によって気管に入り、肺に到達すると、誤嚥性肺炎を引き起こすことがあります。 |
糖尿病 | 歯周病と糖尿病は、どちらも免疫力に大きく影響する病気です。また相互関係にあり、互いに発症や進行を招き合うとされています。 |
早産・低体重児出産 | 歯周病菌は子宮の筋肉に影響を与え、陣痛に似た筋肉収縮を起こすことがあります。そのため、早産や低体重児出産が起こりやすくなります。 |
当院の歯周病治療メニュー
SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
スケーラーやキュレットという器具を使い、歯周ポケットの内側のプラークや歯石を取り除く処置です。除去後に歯面をなめらかにみがき上げ、汚れの再付着を防ぎます。比較的軽度の段階で行う処置です。
歯周ポケットそうは術
局所麻酔を施した上で、歯周ポケットの奥に入り込んだプラークや歯石、膿、感染した歯肉組織を取り除きます。軽度~中等度の歯周病に対して行う処置です。
フラップ手術
局所麻酔を施してから歯ぐきを切開して顎の骨からはがし、歯根を露出させてプラークや歯石、感染した歯肉組織を取り除きます。中等度以上の進行した歯周病に対して行います。